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06月22日-一般質問-04号

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  1. 滝沢市議会 2016-06-22
    06月22日-一般質問-04号


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    最終取得日: 2021-09-21
    平成28年  6月 定例会平成28年6月22日平成28年滝沢市議会定例会6月会議会議録平成28年6月22日平成28年滝沢市議会定例会6月会議が滝沢市役所に招集された。出席議員は次のとおりである。   1番  齋  藤     明  君    2番  武  田     哲  君   3番  日  向  清  一  君    4番  仲  田  孝  行  君   5番  小 田 島  清  美  君    6番  高  橋  辰  雄  君   7番  稲 荷 場     裕  君    9番  日  向  裕  子  君  10番  川  村     守  君   11番  藤  原     治  君  12番  桜  井  博  義  君   13番  相  原  孝  彦  君  14番  角  掛  邦  彦  君   15番  松  村     一  君  16番  工  藤  勝  則  君   17番  遠  藤  秀  鬼  君  18番  山  谷     仁  君   19番  佐  藤  澄  子  君  20番  長  内  信  平  君欠席議員(なし)欠  員(1名)地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。       市        長     柳  村  典  秀  君       (水道事業管理者)       教  育 委 員  長     佐  藤  恭  孝  君       選挙管理委員会委員長     伊  藤  信  義  君       副    市    長     佐 野 峯     茂  君       教    育    長     熊  谷  雅  英  君       市 民 環 境 部 長     畑  村  政  行  君       健 康 福 祉 部 長     太  田  晴  輝  君       兼 福 祉 事 務 所 長       経 済 産 業 部 長     齊  藤  和  博  君       都 市 整 備 部 長     三  上  喜 美 義  君       上 下 水 道 部 長     齋  藤  善  則  君       企 画 総 務 部 長     加 賀 谷     建  君       教  育  次  長     野  中  泰  則  君       地 域 づくり推進課長     岡  田  洋  一  君       環  境  課  長     三  浦  信  吾  君       市  民  課  長     高  橋  佳  子  君       兼 東 部 出 張 所 長       兼勤労青少年ホーム館長       地 域 福 祉 課 長     丹  野  宗  浩  君       健 康 推 進 課 長     熊  谷  多 美 子  君       商 工 観 光 課 長     長  内  司  善  君       都 市 計 画 課 長     大  宮  訓  召  君       兼 交 通 政 策 課 長       簡 易 水 道 室 長     石  川  隆  二  君       総  務  課  長     長  嶺  敏  彦  君       兼選挙管理委員会事務局長       兼 固 定資産評価審査       委 員 会 事 務 局 長       企 画 政 策 課 長     熊  谷  和  久  君       財  務  課  長     藤  倉  友  久  君       教 育 総 務 課 長     小  川     亨  君       学 校 教 育 指導課長     泉  澤     毅  君       ス ポ ー ツ 推進課長     日  向  由  和  君       兼 国 体 推 進 室 長       滝 沢 市 上 下水道部     谷  川     透  君       水 道 経 営 課 長本会議の書記は次のとおりである。       議 会 事 務 局 長     中  村  保  夫       同  総 括 主  査     滝  田  俊  一       同    主    査     熊  谷     昇 △開議の宣告 ○議長(長内信平君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。 直ちに本日の会議を開きます。                                (午前10時00分) △一般質問 ○議長(長内信平君) これより本日の議事日程に入ります。 日程第1、一般質問を行います。 本日は、3名について行います。 一般質問を行うに当たり、議員並びに答弁者各位に申し上げます。滝沢市議会基本条例第12条第3項の規定に基づき、答弁者に反問権の行使及び質問内容の確認を認めますので、発言を求める際には当職より発言の許可を得てください。 初めに、6番高橋辰雄君の発言を許可いたします。ご登壇願います。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) 議席番号6番、滝政会の高橋辰雄です。一般質問は、今回で3回目となります。ふなれでお聞き苦しい点があるかもわかりませんが、その点はご容赦願います。 ゆりかごから墓場までとは、社会保障制度の充実を形容する言葉として有名なものですが、滝沢に当てはめて考えますと、墓場までの部分が欠落していると思われます。高齢化が滝沢市でもこれから急速に進むと予想され、最期の時を安心して迎えたいと思うのは私一人ではないと思います。 それでは、通告書に沿って質問いたします。大きく2つのことについて質問いたします。1つ目の質問です。市営の墓地について以下の点をお尋ねいたします。(1)、現在滝沢市には市営の墓地がありませんが、将来市営の墓地を造成する考えはあるのか市長の考えをお尋ねいたします。 (2)、例えば滝沢富士見霊園として首都圏等に売り込み、観光霊園的な発想で人を呼び込む考えはあるのか、市長の考えをお尋ねいたします。 次に、火葬場について以下の点をお尋ねいたします。(1)、現在滝沢市では市営の火葬場はなく、市民は近隣市町火葬場を利用するしかない状況ですが、将来市営の火葬場を造成する考えはあるのか、市長にお尋ねいたします。 (2)、盛岡市の火葬場を利用した際の火葬場使用料補助にかかわる今後の見通しについて市長にお尋ねいたします。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) 高橋辰雄議員のご質問にお答えいたします。 初めに、市営の墓地についてのご質問にお答えいたします。市営墓地の造成についてでありますが、利用者地域墓地または宗教法人の墓地を利用しています。市に所在する墓地のあき状況をことし4月に調査したところ、地域墓地は51区画、宗教法人は4,928区画ありますので、こちらを利用していただきたいと考えております。 また、墓地には墓地の継承者がなく管理上問題化しつつあることや、海への散骨葬、樹木葬といった墓を持たず自然に帰る埋葬などのニーズが出ていることも認識しておりますが、まだまだ研究が必要であると考えております。墓地造成及び維持管理には多額の費用がかかることから、今のところ市営の墓地造成は考えていないところであります。 次に、観光霊園的な墓地の造成による首都圏等からの人の呼び込みについてでありますが、ご提案のように確かに風光明媚な地で眠りたいと考える首都圏の方も多くいるとは思いますが、墓地継承など管理が問題になっていることもありますので、首都圏からの人の呼び込みのための墓地の造成は考えていないところであります。 次に、火葬場の建設についてお答えいたします。市営の火葬場建設については、これまでも要望が出されておりましたが、近隣市町の施設を利用していただくこととしておりました。現在の利用状況は、盛岡市7割、雫石町とその他で3割使用している状況であります。今のところ支障を来す状況にありませんので、単独での建設計画は考えていないところであります。 次に、火葬場使用料補助についてでありますが、火葬場使用料補助事業につきましては、滝沢市民が死亡し、火葬場使用料が3万円を超えた場合に、上限を2万円として補助しているものであり、市民の負担軽減を図るため平成24年度から実施しているものであります。 今後につきましては、高齢者人口がふえることにより申請件数の増加が見込まれておりますが、市民の負担軽減を図り、市民の生活の安定に寄与することが目的の補助制度であることから、当分の間このまま事業の継続を考えております。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) ご回答ありがとうございます。それでは、市営の墓地について1点お聞きいたします。 市民から市営の墓地、あるいは墓地等などについて尋ねられることはなかったかどうか、あればその件数についてお尋ねいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) 墓地につきましては、環境課のほうに質問があったというのは記憶してございますけれども、年間どれぐらいの件数あったかというのは記憶にはちょっとございません。そんなに多くはなかったと思っております。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) それでは、火葬場につきまして再度お尋ねいたします。 近年開催される市政懇談会等で必ずと言っていいほど火葬場が欲しいという声が聞かれますが、この声についてどう思われるのか、市長の考えをお聞きしたいと思います。
    ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) これまでも市政懇談会等火葬場の要望等はありました。しかしながら、今の現状から考えると、なかなか厳しいという話をしておりましたし、雫石のほうでも使っているわけで、あそこが古くなってくると、そういったときに共同でやれるようなことも今後考えなければならないのではないかという話はしておりました。ただ、今の現状から言うと、その当時よりも盛岡市の火葬場を使う利用者が多くなってきているということ等もあります。そういったことも含めて、今のところまずどちらのほうでもある程度の余裕があるということですので、当面の間は近隣の市、そして町の火葬場を利用させていただきながら進めたいというふうに思っております。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) それでは、今の答弁にありました雫石町の火葬場につきまして何点かお聞きいたします。 1つ、雫石町の火葬場は老朽化が目立ちますが、あと何年稼働可能かをお尋ねいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) 一般的に火葬場使用期間というのは、20年ぐらいと言われております。雫石町の火葬場の建設時期、調査しておりませんでしたので、状況のほうはちょっとわからないものです。ただ、標準ですので、修繕等で延ばすことも可能だということがありますので、あとどれぐらいというのは、ほか団体の施設でもありますので、こちらで言える状況にはございません。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) 20年ほどと今答えがありましたが、雫石町の火葬場は何年ごろにつくられたものなのでしょうか、それについてお尋ねいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) 資料を持ってきておりませんでして、ちょっと不明でございます。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) その辺、早急に調べていただいて、あと何年というようなことは早急に調査していただきたいですが、次の質問へ行きます。 1投目が何年もつかわからないという答えだったので、ちょっとこちらも質問しにくいのですが、もし建てかえとなった場合に、先ほど市長が共同参加でやりますよというような話ございましたが、おおよその費用と、その場合に例えば滝沢市の負担割合はどのぐらいになるのかというようなことについて、もし試算等、あるいは大体概算で考えているのであればどのぐらいかというのをお聞きいたします。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) この火葬場のことについては、私が村長になるころから話がありました。その際に、やはり共同でこういう施設はやるべきだろうという思いから、もし雫石のほうの建てかえ等があったら、一緒にやっていくべきではないかという話をしてまいりました。ただ、先ほど言いましたように、現在の利用状況を見ますと、7割が盛岡という状況です。そうすると、その3割のために滝沢が出資していいのかという、今後議論もあると思います。そういったことからすると、滝沢の人たちの望みとすれば、滝沢の中にということだと思いますので、雫石の施設に対して滝沢がお金を出してやるということが果たしていいのかという、そういった議論もしていかなければならない段階ですので、負担割合がどうのこうのとか、幾らかかるのかという話は全く白紙の状態であります。 さらに、雫石が今後建てかえの計画というのがいつの時期に出てくるのかというのは、全くこちらでは把握していないところであります。したがいまして、いつごろの時期かということについてもわからないという状況であります。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) 今の答弁ですと、実際3割ほど使っている施設について、ほとんど情報といいますか、それが入っていないような状況でして、市民としてはちょっ不安だなということを思いました。 次に、これに関連しまして、盛岡広域圏の中ではこの火葬場というようなことをどのように捉えて、あるいは連携していくというような基本的な考えはどういうふうになっているのかをお尋ねいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) 火葬場につきましては、盛岡広域ということではなくて、どの火葬場でも利用できるということになっております。市でつくったのであれば市の人の負担額があって、市外の負担額ということで、割高になっているのだと思いますけれども、そういうどこでもできるという状況にございます。 雫石町の火葬場建築年度は、昭和56年でございました。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) 今雫石町の火葬場の建築が昭和56年という答弁がございましたが、そうしますともうできてから30年以上にはなるかと思うのですけれども、そろそろいろんな補修であったり、しているかと思いますが、建てかえ等、あるいはそういう話というのは出てきていると思いますが、再度お聞きしますけれども、そういうことについてこちらのほうから、あるいは雫石町さんのほうから話はなかったかどうかお尋ねいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) 今までそういうお話を承ったことはございません。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) ただいまの答弁ですと、雫石町のほうからはなかったということですが、こちらのほうからもなかったということでしょうか。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) 先ほど来話をしておりますとおり、庁内で議論して、正式に雫石と一緒にやりたいということを決めたわけでもありません。これまでも市政懇談会等の場において、今雫石のほうも利用していると。そういう中において、あそこが老朽化しているので、もしできるのであればあそこを一緒に共同運営するようなことができればということは、私の気持ちとしてこれまでも話してきたということであります。したがって、雫石から何も来ておりませんし、また今現在雫石町民滝沢市民が使う利用料が違っております。そういったこともありまして、それ相当の負担をしているということでもあります。そういったことから、今後あそこが新たに更新されるとかというときに、改めて滝沢としての考えというのを決めなければならないと思いますし、当然議会の皆さんにもそういったことについては相談をしていかなければならないというふうに思います。いずれにいたしましても、当時に比べると雫石を使う利用者の割合が減っているという現実があります。そのことを考えて、慎重に今後検討していかなければならないのではないかなというふうに思っておりました。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) 今の答弁では、雫石町の火葬場については建てかえ、あるいは更新時期に来たときに考えるということでございましたが、それをもう少しこちらで進めて、場合によっては建設中止ということもあり得るかと思うのですけれども、その場合に今一番近い盛岡のほうに流れるかと思うのですけれども、そういう場合にさらに不便さを市民に強いることになるのではというようなことを私危惧しておりますが、そういう状況も考えられるのでしょうか。その点をちょっとお尋ねいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) 市長のほうから、盛岡市の火葬場利用者の数がふえているというお話しいたしましたけれども、やはり盛岡で改築してから、炉の数がふえて時間をとりやすいよという状況になっておりました。それで、雫石町から盛岡、矢巾とか、近隣から盛岡の火葬場という形で利用者が多くなっているというような状況にございます。雫石町の分がもし利用できないということになるのであれば、そういう形のほかの火葬場のほうを利用していただくということになります。先ほど申しましたとおり、近隣にも火葬場はございますし、盛岡も数のほうはまだあるような状況になっておりましたので、そちらのほうの利用を考えたいと思っております。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) 火葬場につきましては、私の尋ねたいことは終わりましたので、次に火葬場使用料補助金についてお尋ねいたします。 先ほど火葬場については、どこの市町村でも利用できるような話はしておりましたが、大体普通に考えて、滝沢市民が利用するのは恐らく盛岡広域圏にある8市町の火葬場が多いのではないかと思いますが、その火葬場使用料について、火葬場名使用料を個別にお尋ねいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) 近隣の市町村の火葬場使用料ということで、住民以外の使用ということになりますので、盛岡市の場合は5万円、雫石町が3万円、紫波町が5万円、矢巾町が3万5,000円、八幡平市が3万円、岩手・玉山環境組合火葬場につきまして3万円というような状況になっております。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) 次に、直近のここ二、三年の火葬場補助金総額は幾らなのかをお尋ねいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) 火葬場補助金の状況ですけれども、平成25年度につきましては491万円、26年度につきましては577万円、27年度につきましては596万5,000円という状況でございます。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) 年々少しずつふえている、盛岡市の利用がふえているということと多分連動しているということがわかりました。 それでは、この火葬場使用料補助金申請をした場合に、実際に口座に入金になるのは申請してからどのぐらいの期間かお尋ねいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) 火葬場を利用したということで、領収書を見せていただくという形で補助金申請のほうを行いますので、それの処理がありまして、1カ月ほどかかって支払いとなっております。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) 私の知り合いでもこういう火葬、葬儀がありまして、できれば今の補助金というのは、火葬が済んだらすぐもらえないものかというようなことを尋ねられたことがございまして、そういうふうにできないものかどうかについてお尋ねいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) すぐお支払いするのが理想だとは考えております。だだ、こちらの事務処理としましては、やっぱり確認行為が必ず必要となってまいりますので、1カ月かかっているものをなるたけ短くするような努力のほうはしてまいりたいと思います。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) この補助金制度につきまして、先ほど市長の答弁では当分の間このまま事業を続投するというような答弁がございましたが、当面の間というのはいつごろまでと考えればいいのか、その辺のご回答をお願いいたします。 ◎市民環境部長畑村政行君) 議長。 ○議長(長内信平君) 畑村市民環境部長。 ◎市民環境部長畑村政行君) この補助金制度につきましては、盛岡市が改築したときに、古い火葬場につきましては2万円で利用できたと。それが新しくなりまして5万円ということになりましたので、急激な負担増になるということで、補助金制度を設けて実施しております。3万円でできるように、3万円を超える額ということで補助してまいりました。急激な上昇がないようにということで実施してきました。 今後も高齢者の方ふえてまいりますという状況はございますので、皆さんの状況を考えながら事業のほうは続けたいと思っておりますけれども、補助金につきましては予算の範囲内でという制限も、全ての補助金ですけれども、そういう制限はつけておりましたので、補助金の状況を考えて、継続のほうは考えていくということですが、今年度予算いただくときにも、市民への丁寧な説明が必要だろうというような意見もいただいておりましたので、そういう説明をしながら、変更する場合には考えていこうと思っております。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) 今の答弁ですと、予算の範囲内でというような答弁がございましたが、この予算の範囲内といいますのは、例えば総額で600万円以内とか、あるいはもっと大きく1,000万円以内とか、そういうふうに考えているのか、それとも全体の予算の中でここに充てられるのは幾らかと考えているのかどうか、その点についてお尋ねいたします。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) 当分の間というのは、私の感覚からすれば、まずは3年、この先3年は今の補助を実施していきたいと。その後、またその時点で幾らの補助金になっているのか、補助金総額、そこら辺も考えながら、改めてそこでまた考えていくべきではないかなというふうに思っております。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) そうしますと、この補助金制度といいますのは、財政に応じて減額、あるいは廃止になる可能性もあるということでしょうか。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) 当然そのことはあり得ると思います。しかしながら、それを考えるときには当然議会の皆様にも相談しなければならないわけですし、世論の動向とか、そういったこともあるわけでありまして、したがいまして例えば削減する場合には慎重に意見を広く聞きながら理解してもらうようにという、そういう努力はしていかなければならないというふうに思っております。 ◆6番(高橋辰雄君) 議長。 ○議長(長内信平君) 6番高橋辰雄君。 ◆6番(高橋辰雄君) それでは、最後に質問いたします。 私が今回火葬場及び火葬場使用料補助等につきまして質問しましたのは、誰にとってもやがて訪れるときで、訪れることでございます。そうした場合に、市民の生活目線に立った施策こそが求められていると思うのですが、この点につきまして市長の考えを聞いて終わりにいたします。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) それぞれの政策の中において、それにかかわる人たちがいるわけでありまして、その思いというのはやはり重く受けとめなければならないというふうに思っております。しかしながら、財政という全体を見なければならないということもあります。片方のサービスをよくすれば、片方のサービスが低下すると、そういうことにもつながりかねないと。そうすると、全体を見ていってどうするのかということを今後議論しながら、やはり進めていかなければならないのではないかなというふうに思っております。 ○議長(長内信平君) これをもって6番高橋辰雄君の一般質問を終結いたします。 10時50分まで休憩いたします。            休憩(午前10時34分)                                                    再開(午前10時48分) ○議長(長内信平君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、2番武田哲君の発言を許可いたします。ご登壇願います。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) 議席番号2番、武田哲です。通告に従いまして質問させていただきます。 まず、大項目の1点目、大型事業の必要性と市民への説明について。大型事業、ビッグルーフ滝沢、このことに関しましては同僚議員の方々がさまざま質問しておりました。また、中央小学校の建設、このことについても同僚の議員の方々がこれまで多くの質問をしてまいりました。この大型事業を進める上で、どうしても市民の方々に伝わっていない点が多々あると思います。この事業で本当にこれからの滝沢がどうなっていくのか、そしてこの事業によってどんな滝沢をつくっていくのか、そのにぎわいの創造がなかなか市民には伝わっていないと思っています。まして財政構造改革に取り組み、さまざまな点で市民は痛みを感じています。そうすると市民の中には、なにあの大きな立派なのをつくっているもの、何ぼでも金あるだろう、どうしてこんなに減らされなければならないのだとか、そういうふうな言葉でさまざま聞かされています。この大型事業の必要性、それをこれからどう市民に説明していくのか、そしてどう滝沢が変わっていくのか、そこをこれから住民とどう考えていくのか、その点を特にも聞きたいと思って、今回この大項目の1点目を伺おうと思いました。 また、住民とのこれからの協働の考え方、市の特徴あるまちづくりの考え方、教育のあり方などをどうアピールし、住民にその必要性をどう伝えていくのか、その点について伺ってまいりたいと思います。 小項目の1点目、将来のまちづくりのビジョンの中で、複合施設と滝沢中央小学校の必要性をどう位置づけているのか伺います。 小項目の2点目、滝沢中央小学校の建設の見通しと予算を含めた今後の建設計画について伺います。 3点目、滝沢中央小学校建設の必要性を含め、特徴ある滝沢の教育施策の考え方、あり方について伺います。 次に、大項目の2点目、障害者施策について伺います。この項目を考えるに当たって、まず内部障害のある方々、外見上さまざまな障害があるか、健常者の方と本当に見分けがつかないような障害を持っている方々がたくさんいます。その中で、いろいろな場面で手助けを必要としていたり、障害者であることが一目でわかるような方法が必要と言われております。 そこで、許可をいただいて本日議場に持ち込んでおりますけれども、これは縦が大体10センチほど、横が7センチほどのシリコン製のストラップです。これによって手助けが必要なのだと、そういうことを伝えるものです。これは東京都の保健福祉局でつくられたものですけれども、これがあることによって、例えば自分は座席にどうしても座っていなければならない、バスや電車の中で座席に座りたいのだと。それは障害があるからだけではないのです。がんの治療中であったり、立っていることが困難だと。そして、座っている意味をどうしても伝えなければならないと。ましてオストメイトの方々なんかは、外見上全くどこが悪いのかわからないと。 以前オストメイトの施策について質問したときに、イオンのトイレで、服から漏れて着がえをしたり、そして子供を連れてトイレに入っているときに、その着がえのために二、三十分かかったわけです。それで、出てきたら車椅子の方がいて、「あんたのような人が使うトイレじゃないのよ」と言われたことがあったということを以前お話ししました。 つまりそのときに、私は障害があるのですと一目で見てわかるようなことをしなければ、また障害者同士が理解できるだけではなくて、社会の中でやはり手助けをどうしてもしていかなければならない、そしてまた東京ではこれからオリンピック、パラリンピック、岩手県では国体、障害者スポーツ大会、そういったものが開かれていきます。本当に支援を必要とする方、そして支援する側、その両方が近づかなければ、これからの障害者施策というのは全く前に進んでいかない、片方だけが情報発信してもだめ、互いにその理由を知らなければならないのではないかなと思っています。このストラップによって、さまざまな人たちが互いに助け合っていくような社会をこれから築いていかなければならないのではないかと思っております。 そこで、小項目の1点目、市の内部障害者と社会のつながりについて、現在の取り組み状況を伺います。 2点目、一自治体でストラップをつくることは経費的にとても難しいと思います。そこで、盛岡広域で取り組んだり、県と取り組んだりするなど、各種事業で連携しながら取り組む考えがあるか伺います。 3点目、国体における障害者をサポートするボランティアの募集状況と障害者が見学しやすい環境づくりの状況について伺います。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長
    ◎市長(柳村典秀君) 武田哲議員のご質問にお答えいたします。 初めに、大型事業の必要性と市民への説明についてのご質問にお答えいたします。まちづくりビジョンの中で、複合施設の必要性をどう位置づけているかでありますが、交流拠点複合施設の位置づけでございますが、第1次滝沢市総合計画や滝沢市都市計画マスタープランにおいて、交流拠点複合施設を含む滝沢市役所周辺については、中心拠点と位置づけております。この中心拠点については、日常的な生活サービスを提供する商業、業務、行政、医療、社会福祉、教育の各機能の向上や交通結節点としての機能強化を図るなど、滝沢市の中心を担う拠点を形成しますとうたっており、交流拠点複合施設についてはこの機能向上に寄与する施設と考えております。 次に、滝沢中央小学校の建設見通しと予算を含めた今後の建設計画についてでありますが、滝沢中央小学校の建設につきましては、建設事業費及び一般財源の額が当初計画されていた額から事業費の高騰等により金額が大きく上回っていることが課題となっております。また、滝沢市総合計画前期基本計画の平成28年度実行計画において、事業の実施やその実現、有効性などについて調査する事業、いわゆる調査事業とされているところであり、事業計画を具体的にお示しできない状況でございます。 消費税改正が延期され、増嵩する社会保障費に対する財源の確保が議論されている今、今後の地方財政についても先行き不透明な状況であり、このことからさらなる基金の投入や実行計画における調査事業の実施については、相当程度に厳しい状況にあると言えます。しかしながら、今後も教育委員会と協議を重ねながら、国への働きかけ、さらには財源の確保など、将来負担も含めてさまざまな観点から建設に向けて引き続き検討しているところであります。 次に、障害者施策についてのご質問にお答えいたします。まず、本市の内部障害者と社会とのつながりに対する取り組み状況についてでありますが、内部障害は身体障害者福祉法第4条に規定する心臓、腎臓、呼吸器、膀胱、または直腸、小腸などの7つの障害の総称と定義されています。本市には、平成28年4月1日現在で身体障害者手帳をお持ちの方のうち、心臓に障害のある方が253人、腎臓に障害のある方が128人、呼吸器に障害のある方が40人、膀胱または直腸に障害のある方が87人、小腸に障害のある方が1人、その他の障害のある方が4人おります。 この内部障害をお持ちの方は、見た目では障害を抱えていることがわからないことから、電車等の優先席に座りづらい、支援してもらいたいが、声をかけにくいなどという悩みを抱えており、このような悩みを解決するために、東京都のヘルプマークを初め埼玉県、兵庫県などの自治体で同様な取り組みが行われています。現在本市では、このような取り組みは単独では行っておりませんが、障害の除去または軽減を目的とした更生医療費の支給、ストーマなどの購入費を助成する日常生活用具費の支給などの事業に取り組んでおります。 次に、盛岡広域または県と連携しながら取り組むことについてでありますが、現在本市では岩手県が障害者手帳の所持者に対して配付しているおねがいカードの利用促進に取り組んでおります。このおねがいカードは、緊急連絡先や必要な支援内容などをあらかじめ記載しておき、障害のある方などが災害時や日常生活の中で困ったときに、周囲の人に自分の障害への理解や支援を求めるために作成されたものであります。 岩手県では、東日本大震災を教訓に、障害のある方が災害について留意すべき点を「障がいがある方たちの災害対応のてびき」としてまとめ、県内の各障害者手帳所持者約7万人に配付しました。このてびきの中におねがいカードをとじ込み、カードの記入方法や活用方法について記載しています。 おねがいカードを利用することで、視覚障害、内部障害、知的障害など、一見障害者とはわからない方が周囲に支援を求めやすくなる、また周囲の人が手助けしやすくなるなど、東京都が実施しているヘルプマークと同様の成果が期待され、現在はこの方法により取り組んでまいりたいと考えております。 ◎教育委員長(佐藤恭孝君) 議長。 ○議長(長内信平君) 佐藤教育委員長。 ◎教育委員長(佐藤恭孝君) 私からは、滝沢中央小学校建設の必要性と市民への説明についてのご質問にお答えいたします。 まず、将来のまちづくりビジョンの中での滝沢中央小学校の必要性と位置づけについてでありますが、鵜飼小学校と滝沢小学校の2つの大規模校の教育環境の改善が喫緊の課題となる中、分離新設校として滝沢中央小学校の計画を進めているところであります。施設設備の位置づけとしては、地域の災害発生時の避難所となることも想定した施設と捉えております。 次に、滝沢中央小学校の建設見通しについてでありますが、平成27年度当初での予算編成が困難となり、開校延期とさせていただく中、財源確保と事業費圧縮に取り組んでまいりました。財源の確保については、平成27年3月から今日まで、国、岩手県選出国会議員に対する国庫補助単価の増額等の要望活動を行ってきたところであります。また、工事費の低廉化については、暖房方式の変更や体育館面積の縮小などにより、平成27年当初予算編成時の総事業費38億3,700万円から31億4,500万円と、6億9,200万円の削減見込みを算定しております。 建設の見通しについては、総事業費削減のさらなる見直し、検討を進めるとともに、補助金単価増額の要望などを継続し、できるだけ早い時期での教育環境の改善に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 次に、滝沢中央小学校建設の必要性を含め、滝沢の教育施設の考え方、あり方についてでありますが、学校施設整備という点に関しましては、学校規模の適正化、適正配置という課題があるものと認識しております。近年全国的な人口減の中、本市は人口増の傾向にあり、滝沢中央小学校の建設計画は、県内一、二の大規模校となっている鵜飼、滝沢小学校区における教育環境の改善を図るべく進めているところであります。 次に、障害者施策についてのご質問にお答えいたします。国体における障害者をサポートするボランティアの募集状況についてでありますが、本市で開催されるサッカー女子競技及びダンススポーツにおいては、障害者をサポートするためのボランティアも含め、ボランティアの募集は行っていないところであります。本市で開催される競技種目は、正式競技のサッカー女子とデモンストレーションスポーツのダンススポーツのそれぞれ1競技ずつであり、数競技を開催し、多くのボランティアを必要とする他市の状況とは異なっており、市職員による補助員で対応することにしております。 ボランティアの募集は行いませんでしたが、現在市内の金融機関や市スポーツ推進委員協議会から25名ほどのボランティア希望が寄せられており、市職員と一緒に障害者のサポートも含めたさまざまな部署で国体運営に当たってもらうことにしております。 また、障害者が見学しやすい環境づくりの状況についてでありますが、サッカー競技会場の総合公園陸上競技場とダンススポーツ競技会場の総合公園体育館には、障害のある方たちのために、昨年のリハーサル大会同様にハートフル席を設置することにしております。このハートフル席は、車椅子利用者や体の不自由な方、その付き添いの方などを含めた専用の観覧スペースとなっており、間近で競技を観戦していただきたいと考えております。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) それでは、再質問させていただきます。 この2つの大型事業を進める上で、地域のにぎわいをどう醸成していくのか。その中で、滝沢中央小学校は市街化区域に編入されて計画され、まず都市計画上の位置づけはどのようになっているのか伺います。 ◎都市整備部長(三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長(三上喜美義君) 滝沢中央小学校の都市計画上の位置づけというお話でございますが、今議員お話のありましたとおり、ここに小学校が必要だということで、従来は市街化調整区域だったものが、その必要性、熟度に応じて、市街化編入されたものという位置づけになってございます。 全体のマスタープランの中で、各地域別の構成としては、土地利用の方針とか都市施設整備の方針、あるいは交通体系整備の方針、防災、環境、景観、それらの整備方針、そして市街地整備の方針と、5つの部分から構成されるわけなのですが、この中央小学校につきましては都市計画決定をして、都市施設としての整備ということではないので、マスタープラン上はそんなに登場はございませんが、いずれその地区の小学校ができれば、その周辺の通学路の安全とか、そういった周辺の都市施設の整備ということで、非常に大きな関連が出てくるという状況になってございます。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) 豊かな水田を市街化区域に編入して、そして中央小学校を建てていくと。そうしたときに、やはり住民にその地域のにぎわいを創造させなければならないと思うのです。小学校ができて、その地域に住む人たち、鵜飼、それから滝小、その地域の住民の人たちが、この中央小学校ができたことによってどんなふうに変わっていくのか。その絵がどうしてもまだまだ描けていないのではないかなと思っているのです。 その中で、都市計画上の位置づけ、防災や、土地利用や、そういったところでお話になるのはわかるのですけれども、住民がその地域に住んでいて、この小学校ができたことによってどんなにぎわいができるのか、そして都市整備において中央小学校を中心にどういうまちづくりをやっていくのか、その点が描けなければならないと思っています。その点をこれまで住民にどのように説明してきたのか伺います。 ◎教育長(熊谷雅英君) 議長。 ○議長(長内信平君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷雅英君) 武田議員の先ほどのご質問をお聞きいたしまして、先ほどの委員長答弁、議員さんにしっかりお答えできたかというと、そうではないかなとちょっと思っておりますので、改めて私のほうから滝沢中央小学校の必要性についてお話をさせていただきたいというふうに思います。 まず、市長答弁でありましたが、複合施設につきましては市の中心拠点としての機能を有して、今後市のさまざまな発展に必要であるというふうなことがございましたが、学校につきましてはそれぞれの地域におけるコミュニティの核としての役割があると私は思っております。現在建設を予定している滝沢中央小学校につきましては、コミュニティの核が前面に最初からあったわけではなくて、やはり鵜飼小、滝沢小の児童数の増加に伴って、教育環境の改善、適正化をしなければならないということから、この見直しについて考えていったわけであります。 なお、建設後におきましては、当然でありますが、室小路地区を初め滝沢中央小学校区の地域の新たなコミュニティの核として、地域の文化、スポーツ、それから社会活動などのさまざまな地域活動の展開がより一層図られるものというふうに捉えておりまして、この必要性を感じているところでございます。 なお、答弁をいたしましたが、災害時における地域の避難所としても期待されているというふうに思っているところでございます。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) 今ビッグルーフ滝沢もそうですけれども、中央小学校、この必要性というものを、財政構造改革に取り組む中でこういった大型事業を進めていくと。そのときに、住民にこの2つの大型事業、今回小岩井駅前の事業もそうですけれども、地域のにぎわいをどうつくっていくのか、それがどうしても皆さん、住民の方々には伝わっていないと私は感じています。そして、市の財政も厳しいから、さまざまな運営においてこの点を切り詰めましょうとか、そういったときに、しかしこの事業をやることによってこんな滝沢に変わっていくのだと、こんな都市整備が行われるのだと、その辺がどうしてもまだまだ住民には伝わっていないと思います。ですから、私はにぎわいの創造、まちづくりというところでは、やはり都市整備においてその位置づけというものをしっかりと住民に伝わるようにしていかなければ、この事業の必要性がなかなか伝わらないと思っています。まして教育環境の整備、これはもう当たり前のことです。我々大人がしっかり子供たちのために整備してあげるのは当たり前のこと。しかし、その上でどんなにぎわいができて、子供たちがどういった環境で育って、そして将来も子供たちがこの地域に住み続けるのだと、それは学校だけ、教育環境だけではないのです。やっぱり地域のまちづくりも含めて描けなければ、この事業の必要性はなかなか伝わらない。それは国に対しての要望もそうです。その点についてもう一度伺います。 ◎都市整備部長(三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長(三上喜美義君) 都市政策分野の観点からお話ししたいと思います。 にぎわいをどういうふうにつくっていくのかと。まちづくりにおいては、特にもハードの整備については時間もかかりますし、手順も必要になってございます。小学校を市街化区域に編入するのもある程度の期間と努力を要すると。複合施設が将来の滝沢のにぎわいにどうつながっていくのかということでございますが、最初の市長の答弁にもありましたとおり、この鵜飼地区、複合施設を中心とした地区はいろんな機能が集約した、そして利便性を高める、市民の生活の利便性を高める、そういう一団のといいますか、複合的な都市的な利用を将来描いていこうというふうなことがマスタープランにものってございます。 ことしの冬、市民にアンケート調査を行いまして、複合施設が今建設中ということで、この周辺一帯に皆さんどういう施設が望まれますかというアンケートをとってございます。これはちょっと作業がおくれていまして、大変失礼してございますが、近々議員の皆様にも報告差し上げたい思っているところでございますが、その中には6割以上の方がショッピングセンターを初めとする小売店、それから医療関係、それから子育て関連施設、飲食関係、そういったもの、いわゆる日常の生活のためになるような、この場所に来れば一連の生活のニーズが達成できるような、そういう機能を望まれていると。 これから滝沢市としては、今複合ができても、その周辺また調整区域になっていますので、これをどうやって将来市民の皆さんが使いやすい土地利用を検討していくのか、次の段階に入ってくるのかなと思っていますが、まずはそのアンケートの結果から市のビジョンを示して、これを公開して、オープンにして、そして今こういう財政構造改革の中でありますが、できれば民間活力を活用した、先ほどお話ししたような行政で整備できる施設に加えて、さらに充足されるべき機能を持った施設がだんだんに広がってくれば、これはやっぱりにぎわいになりますし、マスタープラン上もこの中心拠点、市内各地から人を集めて触れ合い、にぎわいを創造しながら、ぞれぞれの拠点間をつないで相互にそれぞれの地域もにぎわいを将来的には持たせていきたいと、そういうビジョンを持っておりますので、私はこの複合施設はそれのまず第一歩の大きな足がかりになるものと考えてございます。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) このビッグルーフ滝沢ができて、そしてそこの周辺に民間の活力を活用してやっていくのだと。住民の皆さんは、ショッピングセンターのようなもの、そういったさまざまなものを希望しているかもしれませんけれども、この財政構造改革に取り組む中で、何か沈みがちな住民の意識だと思うのです。その中で、どうにぎわいをつくっていくのだと。その夢みたいなものが見えてこないと、住民も行政側もともに痛みを伴ってやっていかなければならない上で、目指す姿というものがしっかりと見えてこないと、その意味というものがが本当に薄らいでくると思うのです。そういったところをこれからやはり住民にしっかり説明していかなければならないと感じております。 また、小項目の2点目の建設計画、この点はもう藤原議員がほとんど聞いてしまいましたので、ここのところは飛ばさせていただきます。 そして、3点目、滝沢の特徴ある教育の施策の考え方、あり方、ここのところでちょっと1点、最近気になっていることがあります。実は、私も滝沢市の入学式、小学校、中学校、両方出席させていただいたわけですけれども、2校、そのときに後ろに一緒に座っていた住民の方々から、教育委員会の席だけ別に1つだけ置かれたわけです。これは、これからの滝沢市の教育において、また教育委員会の位置づけにおいて、その式典の中で教育委員会の位置というのは、地域の人たちと一緒に学校運営を考えているのか、あるいは教育委員会が1つだけ別にあって考えているのか、その点をちょっと伺いたいと思います。 ◎教育長(熊谷雅英君) 議長。 ○議長(長内信平君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷雅英君) 座る場所がそこに位置づけられたからといって、市が住民の皆さんと一体でないということではありません。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) はたから見て、我々はともにこれからの滝沢市の教育をつくっていこうと思っている、そしてまた教育振興運動も5者でつくっていこうと。その中で、教育委員会のそういった式典の中での位置づけというのは、どういった意味があってああいうふうに1つだけ別なのか、そこをちょっと伺います。 ◎教育長(熊谷雅英君) 議長。 ○議長(長内信平君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷雅英君) 学校のさまざまな考え方があろうかというふうに思いますが、伝統的にそういうふうになっている学校もありますし、例えば盛岡市立高等学校とかへ行きますと、市長と議長が前の席にいるというふうな席もございます。それぞれの考え方ですが、だからといって地域振興運動から離れたとか、市民と一体でないとか、座る場所によってはさまざまな会の席というのあろうかと思います。例えば矢巾でいいますと、壇の上に町長と教育長が乗るという場面もございます。それがいいかどうかは別にいたしましても、さまざまな考え方がございますので、それによって滝沢の教育がどう変わるというふうなことではないかと私は思いますが。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) 一緒にいた来賓の方々が、先ほどその学校の伝統で変わってきたのではないかというお話でしたけれども、今まで出席してきた中で初めてだったのです。それを見て、あれ、何でこんなふうになったのかなと。確かに教育委員会の位置づけというのは、そういうふうにこれから位置づけられていくのかというふうに考えました。私は、教育委員会のこれまでの様子を見ていて、しっかりと子供たちに寄り添った教育をこれからもしていくのだと、そういう姿勢を感じていたのですけれども、肝心の式典でああいうふうに別な席と。まして特徴づけられた位置づけで、新たにこれからの滝沢市の伝統をつくっていくのかと思うと、どうも違うのではないかなと思っています。やはり地域の方々、今回も滝沢市内スクールガードの方々が320名以上活躍しています。登下校時の安全、それを全く無償でやっているわけです。そんなときに、教育委員会だけ別な席というのは、これが本当に滝沢市の特徴ある教育なのか、そこを体現する意味で、もう少しこれからの対応を考えられたほうがいいのではないかなと思い、そこの点を伺います。 ◎教育長(熊谷雅英君) 議長。 ○議長(長内信平君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷雅英君) 本来といますか、さまざまな席の考え方はございますが、私は告辞席というのと、それから来賓席というのがこれまでもあったかというふうに思いますので、これは継続してまいりたいというふうに思います。だからといって、子供たちや地域と教育委員会が寄り添っていないのだという考えは毛頭持っておりません。その席によって変わるということはないので、そこら辺はご理解いただければというふうに思っております。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) では、1点だけ最後伺います。その告辞の意味は、式典の上で、これまでも読まないで終わることもあると、コピーを渡して終わることもあると。そうした中で、その告辞の意味を最後に伺いたいと思います。ほかにも質問はしますが。 ◎教育長(熊谷雅英君) 議長。 ○議長(長内信平君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷雅英君) 卒業式、入学式においては、告辞というのは教育委員会からのお祝いの言葉というふうに捉えて結構だというふうに思います。そういう意味を持っておりまして、卒業式、入学式は時間がかかるという場合には、教育委員会はその分は省略して結構ですよというふうに学校のほうにお話をしております。ですから、むしろPTA会長さんのほうでお話をしてもらったり、そういう時間にお使いくださいということでありまして、教育委員会が何が何でもしゃべらせてくれとか、そういうことはございませんので、そういうお祝いの席というふうに思っていただければというふうに思っているところでございます。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) これからの滝沢市の教育において、やはりともに新しい学校をつくっていくのだと。新しい伝統をこれからみんなでつくっていこうと、そういったところをぜひこれからもあらわしていただければいいなと思います。 それでは、続きましてヘルプマークについて伺います。市では県のおねがいカード、そういったものでそこのところはやっているということですけれども、社会と障害者のつながり、障害者基本法では、全ての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現していくと、また障害者差別解消法でも社会的障壁の除去のため合理的配慮について国民の理解を求めるというふうなことがあります。さきに述べましたように、オリンピック、パラリンピック、そして国体、障害者スポーツ大会、これが開かれるに当たって、滝沢市はまず障害者と社会のつながりについてこれまでどのように、またこれからどのように取り組んでいく予定なのか伺います。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) 議長。 ○議長(長内信平君) 太田健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) 障害者のつながりということでございますが、現在は昨年からスタートしております総合計画の中で、この障害の部門におきましても各施策の実行の中で、暮らしやすさと幸福実感という2つの指標を用いながら各施策を展開するということに進めてございます。 これらの進め方の中で、議員初めからお話し申し上げておりますように、理解をするというのがまず重要だと思います。以前というか、かなり前においては、いわゆる障害をお持ちの方、あるいは本人を隠すみたいな形の部分が確かにあったのも事実であります。その後、各種法の整備ができて、今回の基本法、それから差別解消も含めて進んできておりますので、我々担当する部門は特にそうでございますが、一般の方々においてもまずそういうものがあるという意識を持つ、それから認め合うということになっていきまして、その上で双方助け合いができるというような形をしております。これは、当方の部のみならずさまざまな、例えば建物についてもバリアフリーほかいろんな形を進めますし、人とのつき合いも、それから各種団体、NPO含めてさまざまな活動をしている中で、それが市民の皆様にきちっと認知されまして、それで協働ができる社会、それを目指しているのが我々でございまして、市としてもその全部がなかなかできるわけではないので、それを少しずつでも進め、皆様にその意識を持ってもらい、協力できるような行動につながるように施策を展開していきたいと思います。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) さまざまご説明いただきましたけれども、まずこのヘルプマークがあることによって、どんな効果があったかというのを東京都の資料からちょっと読ませていただくと、電車の優先席に座っていると注意されると。ヘルプマークで事情があると伝えられて、とてもうれしかったと。ヘルプマークをお守りにしている、そういった方もいます。そして、がんを患っていて副作用があり、通院のために出かけると立っているのがつらい。でも、見た目ではわかってもらえない。気づいてほしいので、ヘルプマークを身につけている。そして、これもそうなのですけれども、裏にその障害の内容を書くことが、シールで障害の内容を書くことができるようになっています。聞こえないので、筆談をお願いしますと書いたヘルプマークを見せると、すぐにわかってもらえて助けてもらえたと。そして、緊急時の連絡先としてかかりつけの病院の番号を書いておいた。発作で倒れた。救急隊員がすぐに気がついてくれて、すぐ連絡をしてくれて、一命を取りとめることができたと。 さまざまな障害を持っている方々が自分で支援を必要としていることを伝えることがなかなか今難しいと。ましてそのことによって引きこもってしまうと。しかし、社会にどう出していくか。でも、このマークだけではやはりだめのです。マークを持たせて終わりではないと思います。社会にどうそれを支援するか、それをどう伝えるか。おねがいカードがあることを広報とかで伝えたことがあるのか、そこをちょっと伺いたいと思います。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) 議長。 ○議長(長内信平君) 太田健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) 答弁の前に、ちょっと今ストラップを提示していただきましたので、実際に当方で使っている県の対応のてびきというグッズを利用したいと思いますので、許可をお願いいたします。 ○議長(長内信平君) ただいまの太田健康福祉部長に対しまして、許可いたします。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) 議長。 ○議長(長内信平君) 太田健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) ありがとうございました。 この手引というものが東日本大震災のときに7万人の方々に配付されてございます。これを開いていただきますと、この中に赤い字でSOSというのがありまして、支援を求めますというものが書かれておりまして、そこに名前とかというのを書いておりまして、これを配付したときに、小さく折って手帳に入れて持って歩いているのが今の状況でございまして、東京都さん初め埼玉、兵庫のような形ではないのですけれども、皆様にこれを配付しているという状況でございます。 あと、当時これを配付したほかに、その後におきましても手帳交付時にこれを配付させていただきまして、いろいろと説明し、この普及を図っている状況でございます。広報等については、ちょっと私の記憶ではないというところでございます。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) 片方だけが支援を必要とするでは、やはり伝わらないと思うのです。社会がその支援の必要性について、それが一目でわかるように、手帳から出して見せるとか、警察官ではないのですから、その辺をしっかりと伝わるような社会にしていかなければならない。まして国体、障害者スポーツ大会があります。その中で、社会と障害者のつながりというのを、この障害者スポーツ大会、実はあるのだけれども、滝沢市で開催される大会だけになっていて、障害者スポーツ大会があることがどうも薄らいでいると、全然聞こえてこない。確かに市役所に入ってきて、表に、受付のところにポスターは張ってあります。しかし、障害者スポーツ大会があることによって、地域住民と障害者がどうつながっていくのか、その辺をしっかり体現していかないともったいないのではないかなと思います。その点について伺います。 ◎教育次長(野中泰則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 野中教育次長。 ◎教育次長(野中泰則君) 今それこそ国体の関連であれば、岩手大会ということで開催されることになっております。今回岩手県内見ますと、5市2町で行われることになっております。近くですと、雫石町がアーチェリーというような、あと盛岡で水泳とかボウリングとかいろいろというようなことになっております。 これにつきましては、うちの場所は会場地ではないのですけれども、うちの職員等、実行委員会のほうからもそちらのほうに手助けにまずは行くというようなことになっておりますし、それからあと今議員のおっしゃるとおり、会場等に来る際には、我々係員のほうでもそういうような内部障害等をお持ちの方がいらっしゃるというようなことをみんなに周知徹底して、そしてその中で丁寧に対応させてもらうというようなことを徹底したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) それでは、しっかりと国体の中で盛り上げていただきたいと思います。盛り上げていただきたいといいますか、せっかくダンス競技もあります。そのときに車椅子の人たちも一緒に本当は踊ってもらえると、さまざまな意味で、オープン競技なわけですから、そういったところも見せていかなければもったいないと思っております。 また、滝沢市では特別支援学級などを設けております。その中で、みずから行動を起こしてしっかりと社会とつき合う、エンパワーメント効果、その点の教育はどのようになっているか伺います。 障害のある児童生徒が、災害や事故発生のときに周囲の人に支援を求める能力、それからあと公共施設にみずから避難して、地震の安全を確保する能力など、自分で自分の命を守る、そして社会といいますか、支援を必要なのだとことを伝えなければならないのです。そのことを学校ではどのように取り組まれているのか伺います。 ◎教育長(熊谷雅英君) 議長。 ○議長(長内信平君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷雅英君) 本市における特別支援学級の児童生徒のことかというふうに思いますが、通常の子供たちと同じように教育を受けておりますので、特別にそのようなときに支援がどうかということについては、支援学校の場合はちょっと別かとは思いますが、本市の子供たちはそういう防災教育なり、そういうことでみんなと一緒に避難の方法とかを学んでいるというでございます。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) 学校でも、やはり小さいころから、東京都ではこれを使ってロールプレイングによる学習を行ったりとか、生徒が何かのときに支援を必要とするというときに、これを利用した教育を行ったりとか、そういうこともやっているのです。やはりさまざまな障害を持った子供たちも学校内にはいるわけで、そのときにどういう支援が必要か、どういうふうにやってもらいたいかというところをしっかりと教育の中で補っていかないと、社会で役に立つツールがせっかくあるわけですから、さまざまな使い方を、支援を求めているということも、子供たちの自発的な行動を促すためにも必要だと思いますが、その点について伺います。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君に申し上げます。 質問の趣旨が一般質問からかけ離れてきていますので、注意してください。 ◎教育長(熊谷雅英君) 議長。 ○議長(長内信平君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷雅英君) 国体の中で何かあったときというふうなご質問でしょうかということになるとあれなのですが、この国体の応援の際も、サポートを必要とする子供たちについては、学校で担任のほかにサポートの先生方もつけて、何かあったときには対応するということで進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆2番(武田哲君) 議長。 ○議長(長内信平君) 2番武田哲君。 ◆2番(武田哲君) このヘルプマークを、さまざまな利用の仕方があるというところで、今回教育の場面でも生かしていただきたいというところで質問させていただき、また少々ずれてしまい、申しわけございませんでした。 また、これからの滝沢市、住民とどんな滝沢市をつくっていくか、その点をしっかりと、国体もありながら、社会と障害者のつながり、障害者スポーツ大会もあるのだけれども、その点の盛り上げがいま一歩足りないように感じております。その点を最後、どのように障害者スポーツ大会を盛り上げていくのか伺って、最後の質問といたします。 ◎教育長(熊谷雅英君) 議長。 ○議長(長内信平君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷雅英君) ご存じのように、本市では総合公園で行われる唯一の種目でありますが、成年女子サッカーのほうに全小学生、中学生が応援観戦するということにしております。これは、本県の市町村の中では唯一であります。学校をこの日1日をサッカーの観戦応援ということに充てるということにしておりまして、このことを通して子供たちが一生の思い出にしていただくと。それから、東日本大震災で各県からいただいた支援に対して御礼といますか、感謝を申し上げると、そういう場にしたいなというふうに思っておりまして、この3日間、生徒約5,000人を振り分けて、それぞれ応援をするということになっております。 先ほど教育次長のほうからもありましたが、障害者スポーツ大会につきましては、本市で開催をされないというふうなことから、一斉の応援はできかねますが、盛岡市、雫石町で行われます。応援が余り好ましくない競技もございますが、盛岡ではグランドソフトボール、サッカーも行われることになっておりますので、そういう種目があるということをお伝えし、家族で応援に行くなり、そういう勉強を子供たちができるよう働きかけてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(長内信平君) これをもって2番武田哲君の一般質問を終結いたします。 13時まで休憩いたします。            休憩(午前11時43分)                                                    再開(午後 1時00分) ○議長(長内信平君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、18番山谷仁君の発言を許可いたします。ご登壇願います。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) 議席番号18番、新志会の山谷仁でございます。さきに通告をしておりました4項目について順次質問をしていきますので、答弁よろしくお願いいたします。 5月26日、27日に開催されたG7伊勢志摩サミット終了後に、アメリカのオバマ大統領が世界で唯一の被爆国、日本、広島を初めて訪れました。そこで核廃絶に向け、またこの惨状に対する考えについての演説を行ったことは、我が国にとって大きな意義と節目があったものと思います。 今月初め、安倍首相は、来年4月に予定されていた消費税10%への引き上げを2019年10月まで再延期するよう決断をいたしました。アベノミクスの結果や、さきに開催されたG7伊勢志摩サミットの結果を受けての決断だと言われております。前回約束をしたこの考えを変えたとのことであります。消費税10%見送りについての効果に反し、これにより施策ができなくなったものもあります。例えば国民年金10年以上掛けた人への年金給付予定もなくなり、失望の声も上がっております。 他方、国と地方を合わせた借金総額は1,030兆円を超えており、平成27年度末国の公債費が805兆円と見込まれ、将来世代に大きな負担にならないよう、2020年度プライマリーバランスの黒字化に確実に取り組み、国全体の借金を返済していくべきとも言われております。 私たち滝沢市では、日本全国の社会経済情勢が不透明な時代にあって、思いやりのある社会、そしてみんなが幸せに暮らせる地域を創造し、市民それぞれの思いを実現するため、市民一丸となって幸福感を育む環境づくりをしているところであります。 幸福感を感じるものは何かといえば、毎年実施している滝沢市民意識調査によると、健康であることと答える人が70%に達しようとしております。これからは、物の充足ではなく、人々がそれぞれの価値観に基づいて幸福を感じ取れる心の充足による幸福追求が求められるものと感じております。 我が市において、これまでは厳しい財政環境にあるとの認識はありませんでした。また、一般質問などでのやりとりの中でも、そのような厳しい財政との当局の指摘はありませんでしたが、平成27年度3月会議において、調整事業についてはほとんど進展なし、他の事業においても縮小、あるいは廃止をされるなど、戸惑いを感じております。 財政を圧迫しているその中身は、義務的経費を含めた経常的経費の伸びによるところが大きく、特に扶助費増加が著しく、投資的経費を除く歳出総額に占める義務的経費の割合が50.8%と高い水準にあり、また財政調整基金も3月時点では3億円程度になるとの説明も受けたところでありました。3月会議において、市では平成27年度から独自の財政構造改革を進めているとの説明がありましたが、将来の見通しとその打開策を今後市民の皆さんにも克明に示しながら、市政運営を行っていく必要があると思われます。 以下質問に移ってまいります。金融機関との連携協定についてであります。県内金融機関が自治体との連携を深めております。紫波町では、東北銀行が主幹事となって進めたシンジケートローンを組成し進めたオガールプロジェクト、地域のPFI事業を地域の金融機関の資金で支援する地産地消型プロジェクトファイナンスで、地方活性化へと連携を強化しております。平成26年には、北上市の稲瀬町樹木葬事業への支援や、洋野町との連携も行っております。また、岩手銀行においても久慈市、花巻市、八幡平市、釜石市などと連携協定を結んでおります。協定の中身については、地方創生にかかわる全般に対し連携できるものであります。 5月25日、滝沢市と金融機関、東北銀行とが地方創生に係る包括連携協定を締結したことが発表されました。協定の内容は6項目に関してでありますが、この協定により東北銀行が持つノウハウなどを滝沢市民の幸福感を育む環境づくりに生かし、住民自治日本一に向けた本市の取り組みが加速されるものと期待していると発表されておりますが、具体的にどのように進めていくものなのか伺います。 次に、一本木簡易水道との統合についてであります。近年水道料金の値上げが全国各地で相次いでいるという報道がされております。老朽化で水道管などの維持改修費がかさむ一方、人口減で料金収入が減り、水道事業の収益の悪化がされていると言われております。本市上水道事業においては、今年度一本木簡易水道の老朽管の改修を行っており、来年度は滝沢市水道との統合による経営となりスタートを切るわけですが、その経営に関して、今後相当の事業投資が必要になり、水道料の値上げにもつながっていくと言われておりますが、具体的にどのような見通しを立て、計画をしているのか伺います。 次に、滝沢中央小学校建設の進捗状況についてであります。一昨年までは、全く心配をしていなかった財政の悪化については、昨年度からの財政構造改革実施など、鋭意努力をしている状況ではありますが、今後の市政運営を図り、慎重に事業運営をしなければならないと思います。2年間の先送りを余儀なくされている滝沢中央小学校建設については、来年からの建設着手に向けて進められていることと思いますが、その進捗状況についてお伺いをいたします。 次に、住民自治の深化につながる市民の行動促進策についてであります。岩手町方式という保健推進員、医療機関、行政が一体となって各種検診を推進する方式が全国で話題になっております。この方式が功を奏し、平成18年には保健文化賞を受賞しております。岩手町でも、総合発展計画基本構想で「めぐみの大地 笑顔が結ぶ ひと輝く 健康福祉の いわてまち」を将来像に掲げ、まちづくりを推進しております。滝沢市は住民自治日本一に向け、さまざまな取り組みを進め、また住民満足度を上げるために努力をしておりますが、次の取り組みによって満足度が向上し、住民自治の深化に寄与するのではないかと考えます。 保健事業の実施計画では、心身ともによりよい状態を保つには、一人一人が自分の健康に関心を持ち、自分の健康づくりができることを基本とし、死因第2位の脳卒中対策の強化や自殺予防対策、子育て世代の健康づくりを進めております。また、高齢者に対しては要介護状態にならないような対策、運動機能向上を中心とした取り組み、さらには認知症に対する対策などを施策として取り組んでおります。 具体的に質問に入ります。各種検診の会場をふやしてほしいとの要望があると聞いておりますが、要望に応じる形で市民みずからの行動を促進し、受診率の向上を図ることで将来の医療費削減につながると思います。これについて当局はどのように考えておりますか、伺います。 2、各種検診の受診率向上のため、検診の大切さを直接伝える目的で、通知案内を希望する保健推進員の方たちに直接配付をしていただく考えはないか。また、一定程度の費用弁償は生じるものの、郵券代の節約にもつながると思いますが、これについてどのように考えているかお伺いをいたします。 次に、本年7月の参議院議員選挙より18歳から選挙権が与えられ、大きな関心と期待が持たれておりますが、本市においては投票率の低さが問題視されて久しいと思います。今回の選挙から共通投票所のすすめなど、工夫された投票様式をとっている自治体もあります。本市について、具体的にその考えをお伺いいたします。 選挙の投票所について、新設や変更などの要望に応じる形で市民の行動を促し、投票率を上げ、ひいては選挙や行政、議会に関心を持ってもらうことで住民自治の深化につながると思いますが、その考え方をお伺いいたします。 以上、1投目の質問を終わります。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) 山谷仁議員のご質問にお答えいたします。 初めに、金融機関との連携協定についてのご質問にお答えいたします。滝沢市と東北銀行との地方創生に関する包括連携協定につきましては、国が進める地方創生の取り組みに基づき、滝沢市が策定した滝沢市まち・ひと・しごと創生総合戦略の確実な展開を目指して東北銀行と相互に連携協力することにより、従来の政策展開にさらなる実現性と確実性を加え、高齢化と人口減少社会の流れの中においても、地方創生による自立した自治体経営を実現することを目的に協定を締結したものであります。 協定の中身といたしましては、総合戦略の推進に関することのほか、農業の成長産業化、観光地域づくりの推進、産学官の連携による新たな価値創造、若者や子育て世代の定住促進、その他必要と認められることと、全部で6項目となっています。これら6項目につきましては、あらかじめ庁内において、金融機関と連携するに当たってはどのような項目が必要であるかを調査した上で設定したものであります。 また、東北銀行とは、特産品の開発等について従前から協力していただいた経緯もございます。このことから、金融機関との包括連携協定につきましては、本市が求める金融機関との連携項目をベースに個別の政策展開、または事業展開において各金融機関の得意とする分野での連携、協力をスムーズに推し進めるために締結したものであります。 具体的には、総合戦略の一つの取り組みとして、地方創生加速化交付金の採択を受けたチャグチャグ馬コの里滝沢市、馬資源を活用した農産物のブランド化、地域共創事業を確実に進めるため、東北銀行が持つ各種産業分野におけるネットワーク、さらには民間活力の活用による成功モデルをご紹介いただきながら連携、協力を進めてまいりたいと考えております。 次に、簡易水道事業の統合に伴う上水道事業の経営についてでありますが、現在の簡易水道事業の整備状況でございますが、現時点での全体事業費は約23億8,700万円、事業費の内訳として防衛省補助対象事業が約11億1,900万円、厚生労働省補助対象事業が約12億6,800万円となっております。事業の進捗状況でございますが、現段階で防衛省補助対象事業につきましては計画どおり進んでおりますが、厚生労働省補助対象事業につきましては平成27年度、平成28年度の2カ年にわたり補助金額が要望額に満たなかったことから、事業完了が平成29年度にずれ込む見込みとなっております。 なお、今年度末における簡易水道全体の進捗状況は、事業費ベースで95.2%、主な事業内容である配水管の延長で94.1%となる見込みとなっております。 上水道事業と簡易水道事業の事業統合においては、簡易水道施設の整備は一般会計サイドで全て整備し、水道事業会計に引き継ぐことを基本としております。このことから、現在取り組んでおります簡易水道の施設更新の事業費には、現在の上下水道給水区域内の水道料金を充当しないこととしております。また、簡易水道の施設整備のために借り入れした起債償還につきましては、水道事業会計に引き継いでまいりますが、元利償還額の2分の1を一般会計から繰り出し、水道事業会計の経営安定化を図ることとしております。 一本木地区の簡易水道事業の統合後は、岩手山麓に展開する水源を有機的に連携、活用しながら、施設の統廃合や浄水コストの削減を推進し、一つの水道事業として施設と水源の効率的な運営による安定的な経営を目指してまいります。このような経営方針のもとに、簡易水道の統合が水道料金値上げに直ちに結びつかないよう、事業経営に努めてまいります。 次に、住民自治の深化につながる市民の行動促進策についてのご質問にお答えいたします。まず、各種検診の会場をふやして受診率の向上を図ることについてでありますが、市では受診率向上の方策として、全ての検診を個人通知で行うとともに、各種検診の開始前には広報やホームページでタイムリーな情報提供を行い、受診勧奨に努めております。あわせて、平成25年度より通年で活用できる検診のお知らせのリーフレット、検診だよりを広報とともに全戸配布しております。 また、各自治会の皆さんと地域の健康づくりについて話し合う地域健康づくり連絡会においても、自治会ごとの受診率の状況をお伝えし、自治会の皆さんとともに受診者をふやす方法について話し合っております。その中で、受けやすい検診のあり方として、検診会場が遠いという声もあったことから、検診対象や会場の広さなど総合的に検討し、増加可能な場所の選定を行い、平成27年度より胃がん、大腸がん検診の会場を新たに6カ所、肺がん検診の会場を5カ所増設しました。その結果、大腸がん検診の受診者は212人、胃がん検診で45人、肺がん検診では332人の増加が見られました。今後も必要な方が必要な検診を受けられるよう周知に努め、地域の実情を伺いながら受診率の向上に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、通知案内を希望する保健推進員の方たちに直接配付していただくことについてでありますが、現在市では胃がん検診を初め大腸がん検診、婦人病検診等9種類の各種検診を実施しており、案内は全て受診率向上の観点から、対象者へ郵送による個人通知を実施しております。平成27年度の個人通知数は、胃がん、大腸がん検診申し込み及び結果送付分を除く案内分で約6万5,000通、費用は約400万円となっております。 また、保健推進員は単位自治会の世帯数を勘案し、2名から6名を自治会から推薦していただき、市長の委嘱により任期は2年間、定数は86名のところ、現在欠員が1名おり、85名を委嘱しております。保健推進員1人当たりの世帯数は、定数の86名で計算しますと、平均248世帯ですが、最も多い自治会で361世帯、少ない自治会で58世帯となっております。 保健推進員は、胃がん検診や肺がん検診の誘導等補助や各種検診のPRポスターをごみステーションに掲示していただき、周知を図っていただくなどの受診勧奨、献血事業等への協力、地区での健康教室の開催等、地域の健康づくり支援者として活動していただいており、また会議や研修会に参加し、情報の共有と資質の向上にも努めていただいております。保健推進員の中には、仕事を持ちながらの方も多く、現在の職務に加え、検診通知の個別配付は非常に難しい状況であります。 なお、平成27年3月に保健推進員を対象に検診通知書の個別配付に係るアンケートを行ったところ、30自治会中個別配付が実施可能であると答えた自治会は6カ所であり、できない理由としては配付件数が多過ぎる、範囲が広い、日中不在の世帯が多くポストに入れることになったら意味がない、かといって何度も不在のところに行くのは大変である、仕事との両立ができないなどの理由が挙げられました。また、同内容について自治会連合会の理事会へ打診したところ、実施は困難であるとの結果でありました。 県内においては、数カ所保健推進員による検診通知書の配付をしている町村がありますが、人口規模や保健推進員の人数、保健推進員による検診通知書の配付の歴史、個人情報の観点等から、新たに本市において始めることは困難と考えているところであります。 検診通知書は検診日程が決まっており、迅速かつ正確に本人に届く必要があり、今までどおり郵送による個人通知を継続してまいりたいと考えております。 ◎教育委員長(佐藤恭孝君) 議長。 ○議長(長内信平君) 佐藤教育委員長。 ◎教育委員長(佐藤恭孝君) 私からは、滝沢中央小学校建設の進捗状況についてのご質問にお答えいたします。 滝沢中央小学校につきましては、全国的な工事費高騰の影響により、平成27年度当初での予算編成が困難となり、2年間の開校延期とさせていただく中、問題点を財源確保と事業費圧縮と捉え、財源確保については国庫補助の拡大、事業費圧縮については工事費の低廉化を掲げて取り組んでいるところであります。 まず、国庫補助の拡大については、国庫補助単価と実勢単価に相当な乖離があることから、増額要望活動を行っており、平成27年3月から今日まで地方創生、文部科学省、総務省等の関係各大臣、岩手県選出国会議員への要望活動を行ってきたところであります。文部科学省においても毎年補助金の見直しを行ってきており、本年度の補助単価は平方メートル当たり17万5,900円と、平成26年度に比べ9,900円上昇しております。 また、工事費の低廉化については、構造の変更、延べ床面積の抑制、暖房等の設備変更を含めたさまざまな検討を進め、地中熱暖房設備や2階バルコニー、プールの日よけ、太陽光発電設備、非常用自家発電設備などを取りやめるとともに、体育館面積の縮小などを行ったところであります。 結果といたしまして、平成27年当初予算編成時の本体工事費で34億8,700万円を28億9,800万円に5億8,900万円削減し、総事業費ベースで38億3,700万円を31億4,500万円と、6億9,200万円の削減を行っているところであります。 ◎選挙管理委員会委員長(伊藤信義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 伊藤選挙管理委員会委員長
    選挙管理委員会委員長(伊藤信義君) 私からは、選挙の投票所についてのご質問にお答えいたします。 投票所は、選挙人の利便と投票管理事務の合理化を促進するため、地形や交通の利便等の地域の特性を考慮し、選挙管理委員会で決定いたしております。平成4年に第13投票所を設置してから既に24年が経過しており、その間、人口の増加や新たな住宅地の形成など、居住環境や生活態様が多様化しております。選挙管理委員会といたしましては、そういった状況を踏まえ、投票所の見直しの必要性は十分認識しております。 投票所の設置に当たっては、投票の秩序の確保や投票の秘密が侵されることがないか、受け付けや投票用紙の交付などの事務を能率的に処理できるかなどの観点から、一定程度の施設面積を必要としています。同時に、その施設が投票所として一定期間優先的に利用が可能であることとあわせ、選挙人の駐車場の確保、進入路の整備状況など、さまざま検討する必要があります。また、現在の各投票所は多くの市民にとって定着したものとなっており、投票所の変更は選挙人に混乱を招く可能性がありますので、変更する場合は周知方法もあわせて慎重に検討する必要があるものと考えております。 このような状況を踏まえ、市民の要望や投票所の有権者数及び投票所となる施設などを見きわめながら、投票所の見直しについて今後も検討してまいりたいと思っております。 また、期日前投票については、平成16年度の参議院議員通常選挙で初めて導入されて以来、制度が市民に浸透してきております。7月10日投票の第24回参議院議員通常選挙では、選挙権年齢の満18歳以上への引き下げにあわせ、これまで市役所と滝沢勤労青少年ホームの2カ所に設置していました期日前投票所を岩手県立大学へも設置することとしております。大学では、選挙に関心を持った有志の学生と話し合いを重ね、期日前投票所での学生の事務従事や学生が中心となって選挙啓発活動なども行われ、選挙を身近に感ずることで若者の選挙への参加意欲の向上を図られるものと考えております。 選挙は、住民自治の根幹をなすものであると捉えており、今後も公正かつ適正な選挙の執行と投票所の検討も含めて選挙の啓発活動を進めるとともに、滝沢市明るい選挙推進協議会などと連携し、選挙や政治への関心を高めていくよう努めてまいります。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) それでは、再質問をしてまいります。よろしくお願いいたします。 まず初めに、銀行との連携協定でございますが、大変意義のある、またこれからに向け希望の持てる連携協定を結んでいただいたというふうに思っております。その6つの指定をされました事柄を見ますと、滝沢市まち・ひと・しごと創生戦略の推進にかかわること、これは幅が広くていろんなものに使えると思いますし、最後にその他必要と認められる事項に関することというのは、幅広く自治体の困っていること、あるいは金融に関することの相談、あるいはそれぞれの金融機関が持っているノウハウ、あるいは情報を自治体が取りつけられるということで、まことに意義があることだと思っておりますが、どのように考えておりますか、お伺いをいたしたいと思います。 ◎企画総務部長(加賀谷建君) 議長。 ○議長(長内信平君) 加賀谷企画総務部長。 ◎企画総務部長(加賀谷建君) このたびの金融機関の協定の関係でございますが、項目としては6項目、その他を入れて6項目なわけですが、これは金融機関から3月に提案を受けまして、全庁決定をして、各課の中で具体的にどんなことがあるのかということで、具体的な事業を挙げながらこの5項目にまとめさせていただいたということでございます。特にも今回につきましては、地方創生の加速化交付金が具体的にもう事業化されているということで、そこに金融機関とタイアップしてやっていくということなのですが、当然金融機関でございますので、金融機関の持っているノウハウ、資金供給というのも非常に大きいだろうというふうに思いますけれども、民に広がりを見せるとなると、民と民との間の資金供給というふうな部分も出てくるかもしれませんけれども、いずれ地方初の経済の成長というふうなものを、これを使ってやっていきたいというふうに思っております。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) そのとおりだと思いますし、特にもこの3番の観光地域づくりに関することというのは、我が市にとってはまだまだこれからの事業でございますし、県内の観光地、あるいは全国の観光地にまねる、あるいは勉強するという意味では、銀行のそういったつながりを持つことが大変重要であると思いますし、進めていくべきことだと思います。庁内でこの6つの事柄を決めたときには、そういう話はなかったでしょうか。 ◎企画総務部長(加賀谷建君) 議長。 ○議長(長内信平君) 加賀谷企画総務部長。 ◎企画総務部長(加賀谷建君) 4課から上がってきた部分で、具体的には商工観光課さんから上がってきた部分で、農産物のブランド化の推進、今回の事業とリンクしてきますけれども、そのほか体験型のツーリズムであるとか、産学官の連携による滝沢版のDMOというふうなものも運営、設立というふうな部分について一緒にやっていきたいという部分は上がってきておりました。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) ぜひ前に進めていただきたいというふうに考えております。 次に、簡易水道事業についてでありますが、この簡易水道事業が本市の水道事業に統合するということは、非常に当該地区の皆様にとっては喜ばしいことでありましたし、また私たちにとっても市民として喜ばしいことでありますが、今答弁いただきましたが、防衛省補助事業対象が11億1,900万円、そして厚生労働省の補助事業対象事業が12億6,800万円というふうになっておりますが、前の説明をいただいた資料では、防衛省の対象額が10億8,479万3,000円、厚生労働省の対象金額が2億8,465万円、そして起債が9億2,520万円、一般財源が1,600万円というふうになっております。大変大きな金額でありますが、この違いと、それからこの事業の意義というものをもう一度確認をしたいと思います。 ◎上下水道部長(齋藤善則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 齋藤上下水道部長。 ◎上下水道部長(齋藤善則君) お答えいたします。 まず、統合の意義でございますが、簡易水道事業と上水道事業の統合によりまして、相互に水の融通が可能になり、バックアップ体制が可能になるということと、それから1つの市で1つの水道ということからしますと、統合によりまして効率的、効果的な経営ができるということになります。 それから、事業費の違いでございますが、前に全協のほうでご説明した金額というふうに認識しておりますが、人件費の値上がり、それから設計経費の変更等、工事費の増加がございまして、現在のところ市長答弁のとおりの数字となっております。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) 今申し上げたのは、厚生労働省の対象事業が12億6,800万円、今言いました全協で話されたところの厚生労働省の事業対象額が2億8,400万円というふうな、この違いは、大きく違っておりますが、どういうことなのでしょうか。 ◎上下水道部長(齋藤善則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 齋藤上下水道部長。 ◎上下水道部長(齋藤善則君) 厚生労働省事業に起債事業が含まれておるというところでございます。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) 起債事業に含まれていると、起債は起債ですよね。起債は単独の企業起債ですよね。そうすると、含まれているとはどういうことなのですか。端的にお願いします。 ◎上下水道部長(齋藤善則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 齋藤上下水道部長。 ◎上下水道部長(齋藤善則君) 全協のときのご説明の際には、厚労省事業と起債事業を別々にご説明していましたので、今回の市長答弁の中では一緒にということで説明したということになります。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) 私はちょっと理解できないのですが、先に進みたいと思います。 滝沢中央小学校の進捗状況でございます。何人も質問をしておりまして、また同じ答えが返ってきて、まことに恐縮でございましたが、6月に市長は方向を出すと言って、6月に今回出なかったわけですが、今度は9月ということで、やはり当該の住民、あるいは議員もおりますし、またこの問題については滝沢市内全員の問題になりつつあるというふうに考えております。皆さんから質問を受け、どうなっているのだというふうに聞かれもします。ただ、工事については附帯工事がもう進んでおりますので、この建設にはきちっと着手をしなければいけないのだというふうに私は考えておりますが、いかがなのでしょうか。 ◎教育次長(野中泰則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 野中教育次長。 ◎教育次長(野中泰則君) 財源確保、それからいろんな工事費の低廉化に向けて今鋭意努力しております。そして、我々とすれば本当に早期着工に向けてさらに努力してまいるというようなところでございます。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) さきの新聞報道によりますと、市長がこの滝沢中央小学校等の件について、自分の政治的な立ち位置等、発言をされておりましたが、議長、この点について1点質問してよろしいでしょうか。 ありがとうございます。柳村市長は、これまでの立ち位置を変えたといいますか、新聞報道によりますと、自民、公明の今度の参議院選挙の候補を応援すると、これまでとは違った立場をとられたというふうに私たちには映るわけですが、これが滝沢中央小学校の建設に関して有利なものになるというふうにお考えになってやったのかなというふうに思います。非常に苦渋の選択だったというふうにも考えますが、そのお考えをお伺いしたいと思います。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) これまでも県内の国会議員の先生にお願いして、文科省、総務省等にも働きかけをしてまいりました。また、今回のことに関しては、大臣が来られるという機会がありまして、そこでのお願いをしたということ、それを受ける形として、自公の応援をする候補者を私としても応援するということを表明したということでありまして、このことがすぐに結果にあらわれるかどうかというのは非常に難しい部分もあると思います。したがって、時間はかかるかもしれませんけれども、引き続き国にお願いするためには、やはり政府与党の候補者を応援したほうがいいという私の判断で行ったわけであります。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) 今その理由をお聞きいたしましたが、私は……           〔「おかしいでしょうよ、通告外」と言う人あり〕 ◆18番(山谷仁君) 今議長の許可をもらって……           〔「一般質問だよ」と言う人あり〕 ◆18番(山谷仁君) 今これは、滝沢中央小学校の建設にかかわることでこういうふうになっているわけですから、やっぱり質問していいと思います。 自治体の首長がそういう色を出して市民のみんなに公言をする、あるいは報道に出るというのは、余りいいことではないのではないかと私は考えます。今回のこのような決断が苦渋の選択だったとはいえ、余りいい選択ではなかったというふうに考えますが、もう一度お伺いをしたいと思います。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) それぞれの方お考えもあると思います。ただ、私としてできる限りのことをしなければならないという思いから至ったことであります。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁議員に申し上げます。 これ以上政治的な部分に入りますと、質問通告外に抵触するおそれがありますので、十分ご留意願いたいと思います。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) 次に、選挙の件でありますが、滝沢は13カ所の投票所と、それから今回は県立大学に期日前投票所を設けたということで、非常に喜ばしいことでありますが、私はまだまだこの投票所に関しては少ないほうだなというふうに思っておりますが、いかが考えておりますでしょうか。 ◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長兼固定資産評価審査委員会事務局長(長嶺敏彦君) 議長。 ○議長(長内信平君) 長嶺総務課長兼選挙管理委員会事務局長兼固定資産評価審査委員会事務局長。 ◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長兼固定資産評価審査委員会事務局長(長嶺敏彦君) 投票所につきましては、現在13投票所ございます。その中には、1つの投票区でかなり多い有権者数を抱えている投票区もございますので、その辺も含めまして投票区の分割なり、あるいは投票所に適する施設がありましたらば、そういう変更なりを今後とも検討していきたいというふうに考えております。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) ぜひふやしていかなければいけないところはあると思うのです。例えば平成27年9月6日の県議会議員選挙におきましては、元村の投票率が36.77%、穴口南が38.18%、穴口東が38.85%、高いほうでは姥屋敷が53.57%、大沢が54.1%、川前が47.7%というふうになっておりますが、この特にも低い元村地域はふるさと交流館が投票所でありますが、非常に範囲が広いということもあります。また、アパート群が多いということもありますけれども、非常に低いわけです。例えばあすみ野に1つ、あすみ野はちょっと離れておりますが、あすみ野に1つ投票所をつくるということも一つの案でありますが、そんなことも考えていかなければいけないと思いますが、いかがでしょうか。 ◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長兼固定資産評価審査委員会事務局長(長嶺敏彦君) 議長。 ○議長(長内信平君) 長嶺総務課長兼選挙管理委員会事務局長兼固定資産評価審査委員会事務局長。 ◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長兼固定資産評価審査委員会事務局長(長嶺敏彦君) 投票区の有権者が多い元村地区、あるいは巣子地区等につきましては、過去からいろいろ検討した経緯もございますが、なかなか適する投票所となり得る施設がないということ等も含めまして、今後もそういうところの施設、あるいはその施設への道路状況等も踏まえまして、分割等を検討してまいりたいと思います。 なお、今回の公職選挙法の改正に伴いまして、先ほど議員さんのほうからもお話がありましたが、共通投票所というものも制度として新しくできましたので、そちらのほうも含めまして総合的に検討してまいりたいというふうに思っております。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) 総務省が提唱しております共通投票所、これは例えば青森県の平川市ではイオンの中に設置をしておりますし、函館市では2カ所ショッピングセンターに設置をされました。このようなことも投票率の向上にもつながりますし、また投票する人たちへのサービスにもなるのではないかというふうに思いますので、ぜひそれは進めて、今回の参議院選挙は間に合わないにしても、進めていかなければいけないというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長兼固定資産評価審査委員会事務局長(長嶺敏彦君) 議長。 ○議長(長内信平君) 長嶺総務課長兼選挙管理委員会事務局長兼固定資産評価審査委員会事務局長。 ◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長兼固定資産評価審査委員会事務局長(長嶺敏彦君) 共通投票所でありますけれども、新たな制度としてできたということで、今回実施に至るまでにはいかなかったのですが、実際には現在13ある投票所とオンラインで結ばなければ、二重投票を防止するという観点からできないということで、全国的にもそこの部分の経費がネックになっておりまして、本市におきましても概算でちょっと見積もりをしたところ、二千七、八百万円程度かかるのではないかというようなこともございますので、その辺の経費も含めまして、今後検討してまいりたいというふうに思っております。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) 当該市の発表では、経費はそんなにかからない、人件費がかかるぐらいで、あとはソフトに関しては総務省が負担をするそうですので、余りお金はかからないというふうにコメントしておりましたので、ぜひ進めていただきたいというふうに思っております。 次に、健康推進に係る再質問でございますが、平成27年度に健康推進課が出しました郵券代というのは、872万円余でございます。そして、検診に係るお知らせ、郵券代が393万円ほどでございます。前段でも申し上げましたように、岩手町方式という町と保健推進員と自治会が協力して手渡しをするということで、郵券代の節約、あるいは受診率の向上というふうにつながっているということで、保健文化賞という賞をもらったわけですが、地域性があるとはいえ、滝沢でもぜひこれを実施してみるべきと思いますが、いかがでしょうか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) 議長。 ○議長(長内信平君) 太田健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) 議員ご指摘の岩手町の事例については、当方でも把握してございます。保健推進員の数もやはり大きく違いまして、うちの1.5倍ぐらいの数がおりますし、それからそれに対する報酬等の違いもあります。議員お話しのとおり、従来の地域性のあり方も違いますし、岩手町さんでは従来行政連絡員という制度でもってその事務をしてきたものを、その後保健推進員というふうに変えてきたという、そういった歴史的な流れもあります。 一方、他の自治体でも新しい方々、いわゆる新住民と呼ばれる方々は、やはり個人通知を望むという声がすごく出ております。実際それに切りかえた際に受診率が上がったということもあります。なかなか当方ではそれができないというふうに従来申し上げておりまして、先ほど市長が申し上げましたように、推進あるいは自治会さんのお声も伺ったところ、できないだろうという結論に至ってございますので、さりとて受診率がすごく高いというわけでもございません。国の目指す50%に近づいている自治会もありますし、年々上がっておりますので、さらに推進員の皆さん初め、健康づくり支援者ともども周知に努めて受診率向上を目指していきたいというふうに市では考えてございます。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) 今答弁いただきましたように、30自治会、全ての自治会がそういうふうにオーケーするわけでもないのだろうというふうに思いますし、また仕事を持っている方がその任に当たられている人も結構多いわけです。そういう中では、対面式まできちっとお知らせをするというふうなことはなかなか不可能だと思いますが、いずれ自分の地域の地理に詳しいわけですし、はがきを届けるぐらいはできるのかなというふうに思うわけです。そうしますと、390万円ぐらいの郵券代が、例えばその持っていった方に、幾らかでも足代ぐらいになるのであれば、お互いにいいのではないかと。何もそこで必ず面談をして、来てくださいというふうなことでなくても、いてお話ができれば、それはそのとおりいいわけでございますが、そういったものもできますし、またどうしてもその方がいらっしゃらない、あるいは届けられないという事情があった場合には、これは市としてまとめてもう一回郵送で出せばいいわけですし、やってみる価値はあると思うのです。ですから、岩手町とはまた事情が違いますけれども、滝沢でもできるのではないか、できるところからやってもいいのではと、そういうふうに思いますし、実際に上の山でそういうふうな、自分たちがやるというふうな、除雪の件でもそういったいい例がございますので、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) 議長。 ○議長(長内信平君) 太田健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) 先ほど市長からも答弁いたしましたように、今のところはそういった形で継続をさせていただきたいと思います。しかしながら、受診率向上、ひいては受診すること自体が実は目的ではなくて、本来自分らしい健康的な生活ができるということの一助でありますので、そこを含めたトータル的な中での方策として実施しております。確かに25年度以降、地域を回らせていただきまして、地域健康づくり連絡会の中で各地域の状況についてご説明申し上げまして、地域によってはその状況を地域内に配るというやり方で、さらに健康に興味というか、意識をしていただくというのがやはり浸透してきていると思います。議員当初に申し上げましたように、滝沢の市民の一番は健康だというのは全くそのとおりだと私も考えておりますので、引き続き各地域のお声をいただきながら、より受診できるような状況、見込み、さらに費用、いわゆるコストについてもそれなりの考え方を示しながら、この受診率向上、検診には取り組んでいきたいというふうに思います。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) この健康推進に関して、せんだってある会合がございまして、沿岸の被災地から滝沢に移住してこられた方、住まいを設けている方と話をする機会がありましたが、非常に健康に関しては滝沢が進んでいて、自分たちがここに住もうというふうに思ったというふうなお声を聞きまして、私も心強く思っているわけですが、今答弁もいただきましたように、健康を第一に考える滝沢がこれからも推進していけば、物の充足ではなくて、やはり健康という観点を大事にしていければいいと思いますが、最後にその点もう一度伺って終わりにしたいと思います。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) 議長。 ○議長(長内信平君) 太田健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(太田晴輝君) まさに議員お話しのとおりだというふうに思います。人の暮らしの中で一番重要なのは、やっぱり健康だというふうに、市民の皆さんもそういう認識でありますし、その次に重要なのが人のつながりということになるかと思います。これらのことにつきましても、そういった人のつながり、あるいは地域のつながりによって、地域の健康、個人の健康、これらでつながるような施策を今後も継続し、新たなものがあればそれを研究しながら取り組みを続けたいというふうに思います。 ◎上下水道部長(齋藤善則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 齋藤上下水道部長。 ◎上下水道部長(齋藤善則君) 簡易水道の統合について、先ほどわかりづらい説明で申しわけございませんでした。 2月にご説明している全協の数字については、財源内訳でもって説明しておりましたが、今回の答弁では、事業ごとの数字にまとめてご説明申し上げました。そこで、ちょっと合わないというところがあったと思いますが、全体計画の事業費で、現在は2月の数字と多少ふえておりますが、それについては工事費と、それから調査設計費、それから人件費の増がございまして、多少ふえております。 ◆18番(山谷仁君) 議長。 ○議長(長内信平君) 18番山谷仁君。 ◆18番(山谷仁君) 今答弁いただきましたので、1点だけお伺いしますが、全協でもらった資料の中に起債が9億幾らあります。これは、いわゆるこちらで借りるお金、起債ですよね。それだけ伺って、終わりにしたいと思います。 ◎上下水道部長(齋藤善則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 齋藤上下水道部長。 ◎上下水道部長(齋藤善則君) 起債の中身は、厚生労働省の分の補助裏の起債と、それから単独事業の起債がございまして、簡易水道会計のほうで償還していくということになりますが、統合しますと、今度は水道事業会計のほうで償還することになりますが、その財源につきましては一般会計からの繰り入れをいただきながら返済していくということになります。 ○議長(長内信平君) これをもって18番山谷仁君の一般質問を終結いたします。 △散会の宣告 ○議長(長内信平君) 以上をもって本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日の会議はこれをもって散会いたします。                                (午後 1時59分)...